蒸らした茶葉はこんなに大きい。
台湾の『祖母紅』という紅茶。
台中の東側、花蓮県瑞穂で作られる紅茶だそう。
水色はとってもきれいなオレンジ色でした。
インドやスリランカで作られる紅茶とはちがい、
どこか日本を思わせるというか、なつかしいやさしい味わいです。
ストレートでいただくのが美味しいなぁと思います。
乾燥した茶葉では気づかなかったのだけど、
蒸らした茶葉をよくよく見ると茎も混じっています。
これは日本で作られた紅茶の茶葉でもよく見かけるのだけど、
気候風土のみならず、この茎の存在が、
香ばしくて素朴な(番茶のような)味わいを作り出してるんだろう。。な。
日本では当たり前に茎茶もあるし、
おいしいところは茎までいただいちゃうよ!っていう
国民的気質もあるのかしら。なんて。
いやしかし、
現代でこそ、ケーキや洋食を日々食べるようになりましたが、
もともと日本人が食してきた食事は淡白。
そんな食べものと合わせるお茶は、お茶そのものを味わえる
やさしい風味がすんなり馴染むんですね。
ちなみに、ひと昔ダイエット効果で話題になったプーアール茶。
脂っこい中国料理にあった飲み物だからこそ、
日本人がせっせと毎日飲み続けると胃に穴があくそうですよ。(S先生談)
食べものとお茶の相性、しみじみ。
先週の日曜日、丹波篠山はさくら祭りでした。
2、3日前の雨で、大阪ではかなり散ってしまっていたさくらも、丹波では現役。
電車を乗り継いで2時間ちょっと、景色が変わっていく気持ちいい遠足でした。